質問:自分が死んだらペットが心配です...

私は78歳で独り身、ペットの犬と暮らしています。私は持病があるものの日常は生活できています。ただ、ふと「自分が死んだらペットはどうなるか...」と考えることもあります。ペットの事を考えて遺言を残したいと思いますが、親族もいない私は誰に遺言を託したらよいのでしょうか?

自分が死んだらペットが心配です...の回答

ペットと言えどあなたに取っては大切な家族である事と思います。しかしながら、ペットには当然相続権は発生しません。
ペットには財産を残せないので、ペットをあなたの代わりに飼育してくれる方に財産を残すのが良いでしょう。これを「負担付遺贈」と言います。
「負担付遺贈」とは遺贈者が受遺者に対して、財産をあげる見返りに、受遺者に一定の義務を負担してもらう遺贈の事です。
但し、受遺者はもらう財産の価値以上の義務を負う必要はないとされており、また受遺者は義務を負担するのがいやな場合には受遺を放棄する事もできます。そのため、後になって「やっぱりペットの面倒はイヤ!財産もいらない」とならないように事前に受遺者と十分に話合う事が必要です。尚、遺言をするのは近所の親しい方やペットを通してのお友達等、あなたが信頼を置いている方にお願いしてみるのが良いかもしれません。
また、受遺者がちゃんと負担を実行するかを見守る為に、遺言執行者を指定しておくと安心できます。負担付贈の受遺者が義務を履行しない時はその催告ができるようになっています。

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